9月頃に植えつけたたまねぎは、光合成を冬の間に行い、
根っこに養分をたくさん貯蔵します。翌年春頃になると、
冬に蓄えられた養分と、その時に光合成した養分を使っていきます。
鱗茎と呼ばれる部分に養分を流し込んでいくのですが、
そうすることで、鱗茎が玉のように大きくなり、我々が良くみる
たまねぎの形状になっていくのです。
こういった事から冬期に手入れするのが良いです。
栄養を貯蔵している冬期は、特に太平洋沿いの地域において
乾燥しますので、適度な水やりを忘れないように心がけましょう。
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また、冬期は霜柱の影響により苗が浮いてきてしまう事もあります。
その場合には、苗の周りを足で踏んでおくと良いでしょう。
苗の茎が全部倒れたら、土が乾燥している日を狙って掘り上げます。
収穫のあとは、5個?6個ごとにヒモで束ねておきましょう。
この際、茎は切らないようにしてください。
雨の当たらない、風通しの良い場所で保管すれば、
上手に乾燥しますので、12月頃まで食べることができます。
プランターで栽培する、ベビーオニオンなどの小たまねぎの品種は、
本葉が3枚になり次第、株と株の間が3センチ?5センチになるように、
間引きしておきます。
普通のたまねぎと同じように、ベビーオニオンなども、
密植して育てるほうが良いとされています。種を播いて4ヶ月ほどすると、
茎が倒れ始めるので、それが収穫のサインとなっています。
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