白菜の日本での歴史|カブ、コマツナ、チンゲンサイはハクサイの仲間

ハクサイは、キムチにお漬物、炒めものに、鍋物。
日本の食卓には欠かせない野菜の1つとして、知られていますが、
ハクサイの歴史はまだ浅く、日本には明治頃に入ってきたとされています。
八宝菜にも使われているように、元々は中国で発達した野菜で、
中国より日本に輸入されました。
その後、明治になって日清戦争が起こり、それをきっかけとして、
ハクサイが日本でも広まるようになりました。
植物学の上で言えば、ハクサイは、カブや、アブラナ、コマツナ、
チンゲンサイなどと同種とされています。
特に、カブとチンゲンサイは、ハクサイの祖先であるとこも言われていますが、
丸く結球するハクサイそのものは、中国で生まれたとされています。
野生のものの中で、葉が結球するようなハクサイの祖先は見つかっていないためです。
ちなみに、アブラナは地中海沿岸や、北、東ヨーロッパ、
中央アジア、ロシアあたりに自生していたとされていますが、
ハクサイ自体は、ヨーロッパなどでは、あまり利用されていないようです。
しかし、同じアブラナ科であるキャベツは、ヨーロッパでの品種改良が進み、
さまざまな料理に使われています。
特に、冬場の鍋物には、ハクサイのシャキシャキとした美味しさが、
欠かせませんよね。一度にたくさんのハクサイを食べることもできるので、
野菜不足の日本には、ハクサイは欠かせないものと言えると思います。
是非、家庭菜園でもハクサイを育て、冬場の食卓に並べてみてください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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