栄養がある緑黄色野菜の代表がブロッコリーです。
濃い緑色の部分や、独特の味というのは非常に癖になるもので、
茹でて、マヨネーズを付けるだけでとても美味しいものです。
家庭菜園でもブロッコリーは非常にお勧めの作物で、
小さいながらも、長く収穫を楽しめ、食卓の彩りを良くしてくれます。
そんなブロッコリーは、春まきと夏まきがあります。
夏まきする場合は、大体関東以降の西の地域では7月中旬頃が適期です。
早生、晩生の品種など、ブロッコリーにはさまざまな品種があるので、
好みの品種を選ぶのもポイントであり、それぞれ種まきの適期が、
微妙に異なるのも注意しましょう。
種まきは、一般的にセルトレイを用いて行いますが、
少ない苗数で育てる場合は、3号ほどのポリ鉢でも育てられます。
セルトレイの1つの穴に対し、また、1つの鉢に対して、
大体3粒ほどをまいていき、育つにつれて1株に間引いていきます。
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セルトレイを用いる場合は、本葉が3枚?4枚ほどになったら、
ポリ鉢を使う場合は、本葉4枚?5枚ほどになったら植え替えを行います。
夏の育苗となりますので、苗を置く場所はなるべく通気性の高い
場所を選ぶようにします。しかし、直射日光が当たり過ぎるのも良くないので、
よしずや寒冷紗などを使って遮光するようにしてください。
また、アオムシやアブラムシなどの害虫の被害にもあいやすいので、
観察を怠らないようにし、発見した際はすぐに防除することも、
忘れないようにしましょう。
元肥は、堆肥と油粕を多めに施します。
根腐れなどになりやすいので、深くには植えないように心掛け、
排水溝を作るなどして、水たまりが出来ないようにしましょう。
また、風の被害にもあいやすい作物ですので、
支柱を上手に使って、倒れないように育てていきます。
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