ブロッコリーは、アブラナ科に属する野菜で
ブロッコリーの芽には、発がん率を下げる効果もあるとされており、
近年、医学的にも注目を浴びている野菜です。
私たちが食べているブロッコリーというのは、花の蕾と茎の部分です。
カルシウムや鉄、カロチンなどが豊富に含まれている食材ですので、
とても栄養価の高い野菜と言えます。
生命力が高いため、スーパーで購入したブロッコリーをそのままに
しておくと、開花してしまうこともあります。
主婦の方であれば、そんな経験されたこともあるのではないでしょうか?
ブロッコリーは秋から冬にかけて育てる野菜です。
中心の花茎を切り取っていても脇芽がどんどん大きくなりますので、
収穫期も長く、食卓にも彩りを飾ってくれます。
また春先まで株を残しておくと、菜の花に良く似た蕾が出来ます。
この部分もサラダやおひたしなどとして食べることができるので、
ダイコンのように、色々な楽しみ方が出来る野菜でもあります。
そんな万能なブロッコリーの苗は、9月を過ぎた頃に販売が開始されます。
ブロッコリーの発芽率は高めですので、初心者の方でも簡単に
育てることが出来るため、苗からではなく種から育てるのがお勧めです。
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ブロッコリーの種まきは2通り。春先に種をまき夏に収穫する春蒔き、
夏の終わりに種をまき冬に収穫する秋蒔きがあります。
春蒔き栽培をする場合は、害虫の被害に注意しなければならないため、
秋蒔き栽培が初心者の方にはお勧めです。
春はどうしても害虫が活発になってしまうので、ある程度仕方ないです。
種を苗床にまき、苗を育て、それを畑に移植するという方法もありますが、
そちらの方法ですと、手間がかかりますので直播きがお勧めです。
準備としては、堆肥や油粕、魚粉といった有機質肥料を土にすき込み、
畝を作っておくことです。畝を2本にする場合は、畝間を30センチほど
あけておくと良いでしょう。
葉物野菜に関しては筋状に種をまくのが一般的ではありますが、
ブロッコリーの場合は、筋状ではなく30センチほどの感覚をあけつつ、
3?4粒をまいていくのが一般的です。
プランター栽培をする場合は、70センチほどのプランターを用意し、
株間を40センチほどあけて、2つの苗を植え付けます。
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