エダマメ用の品種と大豆用の品種の違いと育て方

■土寄せの作業を怠らず、まっすぐに伸びるようサポートする
エダマメは、根の張り方が浅いので、風で倒れやすいです。
そのため、生育途中で土寄せを行い、まっすぐに伸びるようにします。
一般的には、本葉が伸び始めたら、双葉のあたりまで、
葉が埋まらないように、土寄せを行います。
IMG_2936.JPG
■開花期は、カメムシや、マメシンクイガに注意する
さやは育っているのに、マメは全然育っていない、
そんな時は、カメムシや、マメシンクイガの被害に遭ってる可能性があります。
これらの害虫は、まださやの小さいうちに、養分を吸い取るので、
実が育たなくなってしまい、ツルボケを起こす原因にもなります。
開花期の防除策としては、寒冷紗をかけることや、観察を良く行い、
見つけ次第、殺虫剤、捕殺で対応してください。
■収穫期は、実が太ってきた頃を確認して目安とする
エダマメは、収穫の適期の短い作物となりますので、
収穫期を逃さないように注意してください。さやを押した時に、
マメが自然に飛び出る程度の時が、1番美味しい頃合いです。
エダマメのマメは、株の下部より順番に育ってくるので、
収穫の際は、成熟具合を上から下まで確認することが大切です。
■エダマメ用品種と、ダイズ用品種について
エダマメを収穫せずに育てると、ダイズになります。
しかし、今はエダマメ用品種とダイズ用品種と分けられているので、
美味しいエダマメを収穫したい場合は、エダマメ用品種を使用して
育てるのが良いと言えます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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