■間引きの方法
トウモロコシの種は1つの穴に対し、3粒ずつです。
芽が出た後、背丈が20センチほどになったら1箇所に1本になるよう
間引きを行います。
この時、トウモロコシの根っこまで引き抜けなければ
地上に出ている部分だけをカットしてしまっても大丈夫です。
■土寄せの方法
高さが50センチほどになったら土寄せです。
マルチを使用している場合は、マルチを外して列の両脇の土を
根本に寄せていきます。
マルチをしていない場合は、周りにある雑掌の手入れをし、
同じように土寄せを行なっていきます。
土寄せは、背の高くなるトウモロコシが風で倒れないように
するため、必ず必要な作業になります。
■脇芽かきを行う
最近のトウモロコシの品種では脇芽かきが
不必要です。特に収穫量にも影響はありませんので、
特に気にすることはないかと思います。
トウモロコシの栽培方法の書かれた書籍などでも、
脇芽かきが必要と書かれている場合がありますが
特にしなくても問題ありません。
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■収穫のタイミング
トウモロコシの収穫の前に雄花と雌花について
知っておきましょう。トウモロコシの雄花は、茎の先端にある
モップのようなものをさします。
雌花は、実の先端にあるひげのようなものです。
雄花の花粉が風に乗り雌花に行くと、雌花の1つ1つが
実に繋がっていることより実が膨らんで行くのです。
雌花のひげが茶色くなってきた時、それが収穫の合図となります。
また、スイートコーンは収穫後も呼吸をしていて
徐々に糖分が損なわれていってしまいます。これは、呼吸をするために
糖分を使ってエネルギーを消費しているからです。
これはたった数時間でも甘みを半減させてしまう事になるため、
収穫したての甘みを味わえるのは家庭菜園ならではと言えるでしょう。
店頭に並んでいるトウモロコシを茹でるのと、
収穫したてのトウモロコシを茹でるのでは、大きく味が違いますので
このあたりも楽しんでみてくださいね。
最近は、スイートコーンやフルーツコーンなどの品種もあります。
フルーツコーンは、生で食べる事の出来る品種ですので
トウモロコシの栽培に成功した場合のステップアップにピッタリです。
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