キャベツは、葉が重なるようにして丸くなった野菜です。
このようになった野菜は、レタスや、ハクサイなども含め、結球野菜と呼ばれています。
この結球野菜は、生育中に結球することになるので、生育前期には、
まだ結球が見られません。開いた葉が徐々に増えてくることで、
葉が立ち上がってくるりと巻き込み、どんどん結球するようになってくるのです。
キャベツに関して言えば、最初に出る葉は縦長のもので、
これが、外にある葉になります。苗だけ見れば、キャベツだとは気づかない人が多いほど、
キャベツの外見からは、想像できないものとなるのです。
次第に、横幅の広い葉も出てきて、結球して行きます。
大きく、良く結球させるためには、葉の枚数が重要となりますので、
葉の枚数を確保して育てるように心がけましょう。
キャベツの栽培は、春蒔き、夏蒔き、秋蒔きの3種類です。
いつでも育て始められるメリットがありますが、家庭菜園では、
夏蒔き、秋冬に収穫のパターンが、1番簡単に育てられ、おすすめです。
この場合は、7?8月頃にポリポットなどに種をまき、畑に植え付け、
10月?翌年2月頃まで収穫を楽しむことができます。
夏場の管理となるため、最初のうちは手間が掛かりますが、
育苗するのは、直蒔きよりも、簡単に育てることができるので、
種の育苗をする方法または秋口に出回る苗を植え付ける方法がおすすめです。
夏蒔きキャベツは、定植後の気候がキャベツの生育適温となるため、
失敗が少ないと言われています。春蒔き、秋蒔きは、初心者のうちは避け、
まずは、夏蒔きのキャベツを育ててみてください。
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