■ピーマン、トウガラシの支柱栽培
ピーマンやトウガラシは、ナス科の野菜であるナスのように、
3本仕立てにするのが基本です。
この3本仕立てというのは、主枝とすぐ下の脇芽、2本を伸ばす方法で、
支柱が必要な、支柱栽培と呼ばれる方法を用います。
ピーマンやトウガラシの茎は、割と細くて弱いものですので、
実の重さや、雨風に弱いという欠点があります。
茎が折れてしまわないように、しっかりと支柱でサポートできるようにしてください。
また、茎が茂ってきたら内側の茎の間引きを行なって、
通気性を良くすること、日当たりを重視する作業も行なってください。
■ピーマン、トウガラシの害虫
ピーマンやトウガラシは、病害虫にも割と強い野菜と言えますが、
タバコガやオオタバコガには充分注意したいところです。
このタバコガ、オオタバコガは夏?秋にかけて幼虫が発生し、
症状としては実の中までに入って、種を食害する害虫です。
へたの付近より内部に入り込みますので、この時期はへたの部分に注目し、
穴があいていないかを確認してください。
既に穴のあいた実があった場合は、食害されていますので、
摘み取って早急に処分するようにしますが、必ずしも、
薬剤の散布が必要なわけではありません。
また、オオタバコガ以外にも、ナス科の害虫とされる、
アブラムシやヨトウムシ、ハスモンヨトウ、ダニ類の被害に遭いやすいと言えます。
良く観察をして、害虫の早期発見をすること、また、症状の遭った場合は、
すぐに対処ができるようにしておきましょう。
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