トウガラシの一種でナス科の植物とされるピーマンは、
調理にも使いやすく、彩りの良い野菜として知られています。
また、パプリカやシシトウなど色々な植物と仲間でもありますので、
ピーマンの育て方を会得すれば、そういった植物の栽培にも
応用することが出来ます。
同じナス科の植物というと、ナスやトマトが挙げられますが、
南アメリカの熱帯地域を原産とするピーマンは、ナスやトマトと比べても
特に高温・乾燥を好みます。
逆を返せば、低温を嫌うということです。
発芽・生育には、温かい場所であることが必要なのです。
ピーマンの生育適温は20℃~30℃です
一般的には5月の下旬頃に苗を購入し植え付けます。
種から育てるためには、温床を利用するのも1つの手です。
10月末まで収穫出来、生育する期間も長いピーマンですので、
植え付けの際は、土の中にしっかりと元肥を鋤き込むのがポイントです。
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1メートル×1メートルの場所に対し、完熟堆肥を約5キロ、
完熟鶏糞・ぼかし肥料などを約500グラムを目安とします。
畝の幅は約90センチほど、株間は70?80センチほどが目安です。
アパート住まい・マンション住まいの方など、プランター栽培を行う場合は、
幅70センチほどのプランターに2株ほどが適切です。
目安としては3株で4人家族が十分に食べれる収穫量とされますが、
2株ほどでも、特に問題はないかと思います。
また、先ほども記述した通りピーマンは高温を好みます。
生育を良くするためにも、土に黒いビニールマルチをかけておくと
良いでしょう。
但し、5月末頃などの温かい時期に植えつける場合は、
特にマルチは必要ではありません。
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