■キュウリの整枝方法
キュウリは、花の付き方によって種類が分けられます。
その種類というのは、節成型、飛び節成型、中間型の3つです。
それぞれ整枝の方法が変わってきますので、注意してください。
・節成型の整枝方法
節成型は、主枝の節1つ1つに雌花がつく性質があります。
ラベルにも「節成」や「1本立ち」といった表記がされますので、
こちらも確認してみてください。
この節成型はいわゆる春キュウリと呼ばれるもので、
主枝1本を大きく伸ばし、下から5節ほどまでの脇芽は全て摘み取る方法を用います。
また、それ以上の子蔓・孫蔓は、摘芯します。
・飛び節成型の整枝方法
生育もはじめの頃は、雄花と雌花のつくものが混在しますが、
その後は、雌花のみがつくようになるのが飛び節成型の特徴です。
夏の暑い季節にも強い夏キュウリとなるこの型のキュウリは、
「飛び節成型」や「3本立ち」といった表記で市販されます。
主枝となる親蔓の下から4節までは脇芽を全て摘み取ります。
また、7節目にて摘芯して、3本の子蔓を伸ばすように育てるようにします。
孫蔓は、1節目に必ず雌花がつく性質となりますので、
2節目で摘芯することも忘れないようにしましょう。
・中間型の整枝方法
生育初期?最後まで、雌花・雄花が混在する性質が中間型です。
夏秋品種のキュウリはこの中間型に属します。
親蔓の雌花のついた節より、子蔓が発生し、雌花をつけるので、
2節目で全部摘芯するようにします。
主枝となる親蔓は、支柱の高さに応じて摘芯するようにしてください。
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