■ナスは多肥好み。花の様子を観察して、肥料切れを防ぐ
ナスは、肥料切れを起こさないように追肥しながら育てていきます。
収穫開始より、2週間に1回、化成肥料を1平方メートルあたり30グラムほど、
追肥します。
多肥好みのナスの花は、肥料が足りているかどうかの目安になるので、
良く観察しておくことも重要なポイントの1つとなります。
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栄養の足りているナスの花は、花の中央にある雌しべの長さが、
雄しべよりも長く、花の先に葉が数枚付いています。
こういったことからも、肥料切れを防ぐことができますので見ておきましょう。
栄養が不足したナスの花は、雌しべが雄しべよりも短くなります。
花自体の色味も、薄くなり、枝の先端に花が咲くようになります。
■ボケナスには注意!収穫期を逃さないようにすること
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一般的なナスの場合、開花後20日?25日ほど、約12センチほどが、
ナスの収穫の目安です。品種によって、日にちは異なりますが、
開花後1ヶ月をすぎると、実はどんどん大きくなり、ツヤがなくなります。
大きく育っていることで収穫期を逃してしまうことが多いですが、
1ヶ月を過ぎたナスは、中の種が熟してしまい、品質が悪くなります。
これが、ボケナスとよばれる現象です。
ナスは、収穫期を逃すとボケナスの状態になってしまう上、
その分の栄養なども使われてしまうので、長く収穫を楽しむためにも、
早め早めの収穫をするように心がけましょう。
・親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない、は本当?
親の意見と茄子の花は千に一つも仇はないということわざがありますが、
これは、ナスは確実に着果することから無駄がないという意味を持ちます。
しかし、このことわざは迷信、ナスの着果率は約40パーセントほどです。
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