ナスの原産地と日本での歴史|エッグプランツとよばれる理由

ナスは、”日本の野菜”としての歴史が古く、さまざまな調理に使われます。
それは、現代でも変わらず、和洋中、さまざまな料理に使われ、
食卓でも使い勝手の良い野菜として知られています。
PAP_0639.JPGのサムネール画像
また、家庭菜園での人気の秘密の1つに、収穫期間が長いことが挙げられます。
1度育てれば、ある程度の収量のナスを楽しむことができるので、
家計にも優しい食材と言えるでしょう。
■ナスの歴史と原産地
ナスの原産地は、インドだと言われています。
推測である部分もありますが、インドだというのは、私自身、
調べていて少し驚きました。
ナスが日本に伝来したのは奈良時代。
中国より伝来したと記されており、歴史は相当古いものとなります。
日本では、パスタやピッツァといった料理にもナスが良く使われますが、
ヨーロッパでは、13世紀に入ってから伝来した野菜ということもあり、
今でも、日本ほど重要な野菜だとは考えられていないようです。
■アメリカで、ナスがエッグプランツとよばれる理由とは?
ナスは、英語でエッグプランツ(Egg plant)と言います。
直訳すると、卵の植物となります。
確かにナスは、卵のような形をしていなくはありませんが、
ナスがエッグプランツとよばれる理由は、その形ではなく色にあるのです。
日本のナスというのは、紫色をしています。
しかし、アメリカのナスというのは、紫色のものもあるものの、
タマゴナスや、シロナスとよばれる白いナスがメジャーな地域が多いのです。
そのため、エッグプランツというのはナスの色が白いことより、
そうよばれているのだそうです。あまり白いナスは馴染みがないですが、
変種として日本でも育てることができます。

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
ナスの育て方
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました