ナスは、”日本の野菜”としての歴史が古く、さまざまな調理に使われます。
それは、現代でも変わらず、和洋中、さまざまな料理に使われ、
食卓でも使い勝手の良い野菜として知られています。
また、家庭菜園での人気の秘密の1つに、収穫期間が長いことが挙げられます。
1度育てれば、ある程度の収量のナスを楽しむことができるので、
家計にも優しい食材と言えるでしょう。
■ナスの歴史と原産地
ナスの原産地は、インドだと言われています。
推測である部分もありますが、インドだというのは、私自身、
調べていて少し驚きました。
ナスが日本に伝来したのは奈良時代。
中国より伝来したと記されており、歴史は相当古いものとなります。
日本では、パスタやピッツァといった料理にもナスが良く使われますが、
ヨーロッパでは、13世紀に入ってから伝来した野菜ということもあり、
今でも、日本ほど重要な野菜だとは考えられていないようです。
■アメリカで、ナスがエッグプランツとよばれる理由とは?
ナスは、英語でエッグプランツ(Egg plant)と言います。
直訳すると、卵の植物となります。
確かにナスは、卵のような形をしていなくはありませんが、
ナスがエッグプランツとよばれる理由は、その形ではなく色にあるのです。
日本のナスというのは、紫色をしています。
しかし、アメリカのナスというのは、紫色のものもあるものの、
タマゴナスや、シロナスとよばれる白いナスがメジャーな地域が多いのです。
そのため、エッグプランツというのはナスの色が白いことより、
そうよばれているのだそうです。あまり白いナスは馴染みがないですが、
変種として日本でも育てることができます。
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