6月になると、ナスは生育が旺盛となります。
紫色のナスの色はツヤもあり、形もナスらしい良い形となりますが、
この時期のお手入れを怠るとすぐに、ナスは老衰してしまいます。
ナスが老衰してしまうと、株の勢いはほとんどなくなるようになり、
果実自体の品質も悪くなっていくことから、収穫も出来なくなってしまいます。
それを防ぐために行うのが肥料を与えることです。
家庭菜園でナスを栽培するときの悩みとして、梅雨明け頃に元気が
なくなってしまうという事が挙げられますが、それは肥料不足なのです。
他にも、害虫の発生なども原因となりますのでナスを育てる場合は、
これらの事に充分気をつけなくてはいけません。
ナスという作物は、肥料を大変好みます。
そのため、収穫が出来ている時は15日に1回ほど追肥を行います。
また、同時に観察も充分に行なって下さい。
花つきが小さくなっていないか、花の色は淡くなってきていないか、
めしべが短くなってきていないかなどに注意してみておきます。
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これらのケースが見られる場合は、なり疲れとなっている場合なので、
果実は小さいうちの収穫を心掛け、肥料の間隔も狭くします。
こうすることで、ナスの生育も回復状況に向かいます。
また、茎葉が混みあうと果実の色づきが悪くなったりなど、
病害虫が発生しやすい状況にもなりますので、こまめにお手入れをするのも
忘れないようにしましょう。
主に注意したいのは、オオニジュウヤホシテントウや、アブラムシ、
アカダニなどです。早めに発見し、除虫するか、薬剤の散布などをして、
防虫するようにしましょう。
また、真夏になるとこういった症状もよく見られるようになるので、
株の周りに堆肥などを施し、秋茄子の収穫に向けてシフトチェンジ
することをお勧めします。
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