トマトを使い方で分類すると
生食用トマト、
ジュース用トマト、
クッキングトマト(加熱調理用トマト)
に分けられます。
○生食用トマト
生食用トマトは果実の大きさでさらに3つに分けられます。
大玉トマト
日本で最も多く栽培され流通しています。
大きさはテニスボール大くらいです。
大玉トマトのほとんどは皮が透明の品種で、
見た目は桃色に見えます。
赤い色素のリコピンが少ない品種が多く、
果肉の色も薄赤からピンク色のものが多いです。
ミディトマト
球形でゴルフボール大くらいの大きさです。
ミディトマトには房ごと収穫する品種もあります。
また、大玉トマト品種と比べて、
リコピン含有量の多い品種も多数あります。
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ミニトマト
ピンポン玉よりも小さいくらいの大きさです。
ミニトマトは皮がややかためですが、
糖度が高く、味の濃いものが多くあります。
赤くて丸いトマト以外にも、
プラム型のトマト、
黄色のトマト、
オレンジ色のトマトがあります。
○クッキングトマト(加熱調理用トマト)
イタリア料理のブームや家庭でも
トマトを調理する機会が増えたことによって、
開発されてきたトマトです。
果肉が硬いため、トマトの樹の上で赤く完熟するまでおいておけます。
煮くずれせず、加熱した後でも鮮やかな赤みが残り、風味も豊かです。
○ジュース用トマト
ジュースやピューレにする加工用トマトです。
主に栽培されているのはトマトジュース会社が
独自に育成したトマト品種が多いです。
生食用の大玉トマトと比べると、リコピンの量が多く、
鮮やかな赤色のトマトが多くあります。
青果として出回ることはほとんどなく、種や苗も入手しにくいです。
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