カリフラワーはブロッコリーとともに、
東地中海沿岸の島々に分布する不結球の野生キャベツがルーツです。
日本には明治に渡来し、ブロッコリーより先に普及しました。
くせのない淡白な味、さっくりした歯ざわりで、
「はなやさい」ともいわれるので食用にしているのは花と思いがちですが、
茎の頂きに1つだけつける花蕾とよばれるつぼみの集まりを食べているのです。
“スノークラウン”、”新雪”などの品種名からもわかるように、
花蕾の色は白がほとんどです。
黄や黒のしみがなく、しまったものが良品です。
日本では白色のものが主体ですが、紫色やだいだい色もあります。
最近、ブロッコリーの人気に押されて生産量が最盛期の半分ほどに下降していますが、
ゆでた後のビタミンC損失率がブロッコリーに比べて低いのが特徴です。
ゆでてサラダにしたり、スープやグラタンなど温かい料理に向いています。
野菜名
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科名
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原産地
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カリフラワー
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アブラナ科
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ヨーロッパ
地中海沿岸地域 |
学名
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英名
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和名
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Brassica oleracea var. botrytis
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cauliflower
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花椰菜
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種まき時期
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定植時期
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収穫時期
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7月下旬?
9月上旬 |
11月?
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種子の光反応
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土壌適応性
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好光性種子
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スポンサーリンク 有機質に富んだ適湿地
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発芽温度
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最低温度
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最適温度
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最高温度
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5℃
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15?25℃
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35℃
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生育温度
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最低温度
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最適温度
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最高温度
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5℃
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18?20℃
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25℃
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うね幅
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条数
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株間
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80?100cm
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1
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30?40cm
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10a当たりの
定植本数 |
10a当たりの
播種量 |
20ml当たりの
種子粒数 |
3000?4000本
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60?80ml
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3500?4500
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