土には粘土質のものや砂のようなものまで
いろいろなものがあります
家庭菜園での野菜作りに適しているのは
団粒構造とよばれている土です
団粒構造とは土の粒がくっついて
小さな団子状になっている状態のことで
土の団子と団子の間には隙間があり、
通気性や排水性がいいのが特徴です
また一つ一つの土の団子が
水分を蓄えるので保水性もよくなります
このような団粒構造の土を作っているのは
微生物やみみずなどの土の中にすむ生き物たちです
土壌生物の活動によって土の中にある
枯葉や生物の死骸などの有機物が分解され
土壌生物の出す粘液やふんなどが土と土を結び付けて
団粒構造となります
家庭菜園の畑に堆肥を入れると堆肥をえさにして
土壌生物の活動が盛んになり土が団粒化していきます
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土壌生物がたくさん増えると
バランスがとれた豊かな土壌になり
特定の病原菌などが増加することができなくなるため
病害虫の予防にもなります
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