薬剤散布は絶対にやらない主義の僕は、
アリンコとダンゴムシは無視して虫たちが食べる前に早めに
収穫して冷蔵庫で熟成する作戦に切り替えてみました。
まだ真っ赤に熟し切らない大玉トマトは酸っぱくて
甘さが出ていないけど、冷蔵庫で1週間程置いておくと、
赤みも増し甘さも追いついてくるようで完熟トマト
にも引けを取らない甘みと酸味の、ベストコラボ味になるという事を知りました。
更に気付いた事は、アンデス地方原産のトマトは
基本的に水をやり過ぎない事が肝要で過給水すると果肉が
割れやすく味もぼやけて、虫が入り易いという事のようで
早朝にたっぷりあげたらそれだけでいい様子。
梅雨場などジメジメした時期は、葉っぱの表面に生えた
ウブ毛に結露した水分を、葉から吸収出来るようで
そんな湿度の高い時期に更に水をやると、
根っこの毛細根が呼吸困難となり根腐れをおこし枯れてしまう。
簡単なビニール屋根を掛けてやり、
自然の雨に任せず給水コントロールした方が 以上のような理由で
トマトにとって故郷のアンデスの気候に近く、元気に育つのではないでしょうか?
そのようにして、手探りで観察を続けながら
トマトの言葉にならない意思を聴こうと努力した結果、
その夏が終わり80個ほど収穫も出来て葉も枯れ出し、
もう終わりだね・・・と、感傷にふけってみて
ご苦労さんでした、トマトさんたち。と、根っこから引き抜こうとしましたが、
これがなかなかしっかりと
根が張っていて根元はまだ生き生きとしていたので、
上部の枝葉は殆ど夏の日差しで枯れていましたが
もう少しそのままにしてみました
スポンサーリンク
コメント