家庭菜園の野菜は収穫してしまうと、
また新たに野菜の種子をまいたり、
苗を植えたりしないと生えてきませんが、
雑草はとってもとっても生えてきます。
これは雑草の種子に秘密があります。
植物の種子が発芽するには水と酸素と温度が必要ですが、
植物の種類によっては、光を必要とするものがあります。
発芽に光を種子を光発芽種子といいますが、
雑草はこの光発芽種子をつけるものが多いのです。
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光発芽種子であるため、温度や土壌水分があっても、
種子が地中にあったり、他の植物が覆っていて
光が当たらないと発芽しません。
しかし家庭菜園を耕したりすると、
雑草の種子に光が当たるようになるので
発芽して雑草が生えてくることになります。
また雑草の種子は園芸植物の種子のように
条件がそろっていても全部がいっせいに発芽することはありません。
発芽する力を持ったまま、何年も休眠している種子もあります。
自然の力ってすごいですね
こうした種子の性質のために、
雑草はとってもとってもまた生えてくるのです。
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