独特の香りがするセリは、おひたしやお味噌汁で重宝します。
今では温度管理が行き届いた施設で作られている事から、
通年スーパーに出回っていますが、旬は2?4月です。
スーパーで買ってきたセリの根っこ。どうしていますか?
ふと思いつき、切り落とした根っこを捨てずにコップに入れ、
水を入れて育ててみた事があります。
さほど日の光も入らないキッチンで、ただ毎日水を替えるだけで、
ぐんぐん新しい芽が伸びてきました!
3、4回はお味噌汁の具に使いました。
セリの生命力は偉大です。
しかし、日を追うごとに水に浸かっている根っこの部分が
どろどろに溶け出してきました。
捨てるはずの根っこから3、4回は収穫できたのだから、
もう捨ててしまおうかとも思いました。
だけどこの生命力なら、もしかしてこのまま土に植えたら
また育つのではないかと考え、空いているプランターに土を入れて
セリの根っこを植えつけました。
野生では水辺に育つ植物なので、水切れを起こさないように
乾燥には注意しました。
すると、どうでしょう!
土に植え付けた途端に育つ勢いが早まりました。
ベランダに置いたため日の光をたくさん浴びることが
できるようになったセリは、青々とした緑の新芽をさらにぐんぐんと伸ばし
そこからまた5?6回はセリを収穫することができました。
さらに驚いたのが、夏頃に水切れをさせてしまい、
カラカラに干からびさせてしまったのですが、
なんと秋を越え、冬を越え、次の年の春にまた新芽が出ました!
恐るべし!セリの生命力です。
こういった植物の力を間近で感じられることも
家庭菜園の魅力の一つです。
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