以前にほぼ日刊糸井新聞で永田農法によるトマト栽培についての連載がありました。
それがあまりにも面白かったので自分でもやってみようと
ベランダでプランター栽培をしていました。
永田農法とは簡単にいうと甘やかさない栽培方法で、
水などは極限の状態まであげなかったりしますから、
まるで砂漠の大地にトマトを発育させている状態になります。
そんなこんなで丹精こめてトマトを育てていました。
トマトに限らずすべての野菜はまず花が咲きます。
その花が落ちたあとに実になって大きくなって野菜として食べられるわけですから、
ひとまず花が咲いてくれないと話になりません。
トマトの花は黄色いんですよね。
そして葉っぱの形状も毎日見ているので自然と覚えてしまいました。
ホームセンターなどで売られている苗をみただけで「これはトマト」とわかるのは
自然のことを少しでも理解できたような気がして嬉しくなります。
そして実がなる前の葉っぱからもトマトの青臭いいい匂いがするのです。
個人的にトマトのヘタの部分の妙に青汁っぽい匂いが大好きなので、
花が咲いている状態だけでも十分に楽しめました。
その後花が落ちて、小さい小さいトマトが出てきます。
もちろん色は緑でかじってみたらいかにも固くて苦そうな雰囲気です。
それから日に日にトマトが大きくなり、
いよいよその日のお夕飯にサラダとして食べようと思って
夕方ベランダに出てみたら・・・
なんとヒバリがトマトをくちばしでつついて食べているではありませんか!
今日食べよう♪と思っていたのはわたしだけではなかったようです。
それからは大き目のトマトはトラウマになりもっぱらプチトマトを栽培するようになりました。
スポンサーリンク
コメント