家庭菜園でのジャガイモ栽培|雑草とのたたかいでした

初めて農地を借りて何かを育てるとしたら、
まずは食べられるものを作ろうと思う方が多いと思う。
僕もそうでした。市民農園なるものを月2000円程度で借りて、
初めて作ったのが、ジャガイモでした。もっとも簡単で手がかからないとの事で始めました。
IMG_1283.JPG
ジャガイモと言ってもたくさんの種類があり、
その中で名前だけでデストロイヤーと言う種類のジャガイモを選択しました。
どうしてそのような名前がついているのかは知りませんが、
普通ジャガイモの皮って茶色をイメージすると思いますが、そのジャガイモ皮が赤いのです。
種イモを購入して、いざスタートと思ったら、
まずは土を作るって作業がある事を知る。
無知な僕ら家族に隣の慣れた方が道具を貸してくださり、
2時間かけて土作り完成。この時点でかなりキツイくその週は撤退。
準備万端で次の週は畝を作り、イモをようやく植える。なんちょと畑らしい。
これで5か月もすればイモがいっぱいと言う事で、簡単、楽しい、いいね農業と思う。
しかしながら、ここからが本当の戦い。
どうなっているのかと1月後見に行くと、雑草いっぱい。
 
ジャガイモは植える時に肥料を与えれば、
あとは水とかは不必要と教わっていたのですが、
雑草については、全くノーマーク。
スギナと呼ばれる雑草がいっぱい生えてました。
ジャガイモと雑草を分けながら、手で取ること2時間。
ぐったりです。またまたお隣さんが教えてくれて、
大体2週間に1回は来ないとすぐに雑草だらけになる事。
夏場はさらに成長が早い事。雑草を放置するとイモの出来が小さくなる事を聞く。
暑い夏、ほぼ毎週末の早朝、日が昇る前に雑草取りを繰り返し、
繰り返し、畝を大きくしては、イモの成長記録を取り、やっと秋の始まりになり収穫。
ジャガイモを植えた時から収穫したら何を作るか決めたました。
カレーライス。とても美味しかった。確かに他の畑に比べて手はかかりませんでしたが、
こんな大変なら買ったほうがと思い、農家さんすごいと感心しました。
 
おかげで食べ物を大切にしようという気持ちが生まれました。
家庭菜園はいいものだと、あれだけ苦しい思いをした今でも、
新築した家に庭を作り、横に同じくらいの大きさの畑を作りました。
通う時間が無くなった分いいです。雑草取りは子供に任せてます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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