なすの種をついに買ってきました。品種は千両2号です。
この品種は、実は長卵形で形の整いが良いとされています。
色は濃黒紫色で肌の光沢がよく、皮がやわらかで品質がいいです。
草勢はきわめて強く節間はやや長くなって枝は中開性、熟期は早生です。
夏に実のくずれや色ぼけ、成り休みが少ないのが特徴となっています。
なすの生育適温は23度から30度です。
15度以下や32度以上では生育はとどこおって、実のつきが悪くなります。
できれば水の便がよい、耕土の深い畑が望ましいです。
長い間につづけて収量をあげるのでしたら接ぎ木苗を利用したほうがいいと思います。
接ぎ木苗は時期になるとホームセンターなどで取り扱っています。
接ぎ木はやってみると案外に簡単なものです。
定植は第一の花が咲く直前くらいにします。
なるべく高畝にして、根の伸びる場所をとってやります。
高畝はまた、はや植えのばあいの地温を高めるのに効果があります。
地温の上昇と雑草の抑制効果を兼ねて透明のマルチをするという手もあります。
整枝は3本から4本仕立てとして、盃状に誘因して株の真ん中まで光が当たるようにしてあげます。
追肥は3週から4週に1回くらいです。
化成肥料でも液肥でもかまいません。
定植時、真夏の乾燥時の水やりには注意を要します。
元肥の目安は、1平方メートル当たり、堆肥が3キロ、
苦土石灰が200グラム、鶏糞が200グラム、化成肥料80グラムとなります。
畝幅は1.2メートル、通路は90センチとります。
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