ベランダ菜園が流行って久しくなります。
日本の小さな庭先やベランダでも栽培ができるトマトやピーマンや茄子などの苗は、
春先には人気でどんどん売り切れていきます。
根の深くは伸びないそれらの野菜は、プランターでも育てやすいのです。
そんな中、知人から「大根もベランダで栽培できるんですよ」と聞いて私はずいぶん驚きました。
大根といえば縦に長い根野菜、底の浅いプランターでは無理ではないのかしら。
現に、うちもわざわざ畑まで出て栽培をしているのです。
「いえ、それがね、麻袋で栽培をするんです」
なるほど。その手がありましたか。
季節はもうすぐ春。大根は、春まきと秋まきの二種があり、
品種もそれぞれに向き不向きがあります。
ここで選んだのは、春まきに向いた品種の「おしん」。なんだか打たれ強そうな名前?!
春が訪れる前の今の時期は肥料を土に混ぜて慣らしておきます。
寒さも落ち着き、気温が10度を越したら、さあ種を植えましょう。
麻袋に肥料を慣らした土を入れ、やわらかく掘り、種を植えます。
1センチほどの穴に植えるのがコツです。
土は倒れない程度に、しかし大根が育っても支障のないほどに土を入れましょう。
植えたら水は袋から染み出るほどにたっぷりと与えます。
春から夏にかけては、土が枯れない程度には水を与えます。
ベランダで、太陽の光をたくさん浴びせれば、
初夏には瑞々しい大根が、あなたの家のベランダで出来上がることでしょう。
また、麻袋栽培は、じゃがいもや、実をつけて倒れやすいトマトなどでも非常にオススメですよ。
スポンサーリンク
コメント