ジャガイモの種芋は、検査に合格した種芋であるのに対し、
サトイモの場合は、土の付いた品質の良いものであるならば、
スーパーで購入したものでも、種芋にすることができます。
スーパーにて購入の時は、大体は芽の付いている中くらいのものが良いです。
腐っているものや、傷のあるものは、種芋にしないようにしてください。
サトイモの生育適温は、25度?30度と高いため、低温には弱いです。
霜のおりる季節になると、おりた霜で葉がすぐに傷んでしまいます。
また、暑さには強いですが、乾燥には弱い性質がありますので、
水持ちの良い土壌を作るのも、サトイモ栽培には大事なことです。
大体4月頃に種芋の植え付けを行い、10月?11月頃に収穫。
ジャガイモの栽培は約3ヶ月なのに対し、サトイモはその約倍、
半年以上掛かりますので、家庭菜園で育てるのは、少し難易度が高くなります。
また、サトイモは茎葉がぐんぐんと1メートル以上まで伸びるため、
他の野菜の邪魔にならないようにするなど、場所も少し考える必要があります。
種芋の植え付けの適期となる4月頃は、まだ地温が低く、
深植えすると、その温度から、発芽が遅れてしまいます。
そのため、植え付けの際には、浅植えにして、その後、土寄せする方法がおすすめです。
東南アジアの熱帯地域の原産地とするサトイモですから、
低温、乾燥に弱く、なかなか難しいと言われますが、
新鮮なものは、非常に甘く、スーパーで購入したものとの差が大きいので、
家庭菜園でも育ててみてください。
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