ジャガイモの原産地は、南米のアンデス山脈の周辺にあります。
この地域と言うのは、非常に冷涼な気候でジャガイモは、
そういった気候を好む野菜です。
ジャガイモは、世界各国で使われている代表的な野菜ですが、
まずは、16世紀頃、ヨーロッパに渡りました。日本へは、1600年ころ。
ちょうど、関ヶ原の戦いがあった頃です。
明治時代になると、ヨーロッパのジャガイモ栽培のスタイルを取り入れ、
日本でも、ジャガイモは代表的な食料の1つとして、デンプンの原料として、
北海道を中心に栽培が盛んになりました。
今でも、ポピュラーなメークインや、男爵芋といったジャガイモの品種は、
この頃に北海道にて生まれた品種です。
ジャガイモは、約3ヶ月ほどで収穫ができる野菜ですので、
管理は比較的短く、楽だと言われます。また、種芋と比べると、
収量が約10倍ほどになるのも、魅力ですね。
栄養価の高い美味しい野菜なのに、収穫量が多く、
栽培期間の短いジャガイモは、こうして世界中で広まっていったのです。
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では、そのジャガイモの代表的な品種をいくつかご紹介しますね。
■男爵芋
デンプンの含有率の多いジャガイモです。
コロッケや、粉ふき芋などの調理に向いている粉質です。
■メークイン
メークインは、ねっとりしていて少し楕円形の形をしたジャガイモです。
煮崩れしにくい特徴があるため、カレーなどに向いています。
■キタアカリ
早生品種ですので、初心者でも育てやすいジャガイモです。
ホクホクとした、ジャガイモの旨みが楽しめます。
■アンデス赤
赤い皮のジャガイモですが、中は非常に綺麗な黄色です。
栄養価の高いジャガイモとして知られています。
■シンシア
煮物に適している、シンシアは、味が濃いのが特徴です。
フランス生まれの品種です。
■インカのめざめ
粉質で栗のような甘味のあるホクホクとしたジャガイモです。
インカのめざめのようなジャガイモは、そのサイズから、
小粒種と呼ばれています。
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