シソの種まきの適期は、4月になります。
生育適温は20?23度、発芽も22度前後の気温があれば行われるので、
季節としては、とても作業もしやすい時期となります。
また、直播栽培の他、シソは移植栽培も可能ですが、
種が非常に小さく細かいので、厚まきには、気を付けてください。
発芽が多くなりすぎて、間引きが大変になってしまうこともあります。
シソは、良く葉を茂らせる作物ですので、薬味として使用するならば、
数株あれば充分に楽しめると思います。苗が増えすぎてしまうと、
作業も難しくなりますし、他の植物のスペースも取ってしまいますので、
最初からポット苗を購入し、必要分だけ育てるのも良いと思います。
シソには、青じそと、赤じそがありますが、同じ畑に作ると、
それぞれが交雑してしまいますので、青じそを作りたい時や、
赤じそを作りたい時、それぞれの種を採る時は注意が必要です。
また、作る過程でこぼれた種からも発芽が行われますが、
この際の品質は若干落ちます。
シソの種は、9月?3月くらいまで休眠期を迎えるため、
採った種は、翌年以降に使用するようにしてください。
シソの収穫は、生育段階に応じて、違うシソが収穫できるので、
芽紫蘇、葉ジソ、穂紫蘇と、それぞれ楽しんでみてください。
また、シソは短日植物のため、日長が14時間以下になると、
分化を起こして9月より、とう立ちしてしまいます。
ただし、この時期の花穂はお刺身のつまとしても利用できますので、
是非、味わってみてください。
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