タマネギは、土の中で、ゆっくりと生長する野菜です。
秋には、種まきを行い、苗を育て、それを、晩秋頃に植え付けます。
苗は、細長く、葉ネギに似たものに見えますが、越冬すると、
徐々に気温の上昇から、葉鞘部分が肥大しはじめるようになります。
タマネギの収穫期は、春?夏頃となります。
生育適温は20度?25度ほど、玉が肥大するには、
15度?25度ほどの気温が必要だと言われます。
真夏は休眠期を迎えますので、それも一緒に覚えておきましょう。
家庭菜園で育てる場合は、タマネギの苗を購入します。
種も販売されてはいるのですが、育苗には2ヶ月ほど要するので、
なかなか大きくなるまで育てるのが難しく、難易度が格段に上がってしまいます。
と、言うのもタマネギの植え付ける苗は、大きすぎても、
小さすぎても良くないため、非常に難しいのです。
苗が小さすぎれば、冬の寒さに耐えられなくなりますし、
無事に越冬できても、小さなタマネギになってしまいます。
逆に大きな苗を植えれば良いと思うかも知れませんが、
ある程度の大きさになると、花芽ができてしまいますので、
収穫前にとう立ちしてしまうのです。
タマネギは、グリーンバーナリ型、ネギ坊主になってしまいますので、
そういった意味でも、適度な大きさの苗を購入して植え付けるのが一般的です。
既に、タマネギの苗からの栽培経験が複数回あり、
更にステップアップしたい場合などでない限りは、
できるだけ、苗を購入して育て始めるのが理想です。
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