■高温多湿、日本の夏が苦手なほうれん草
ほうれん草は、直播栽培で育てます。
連作障害防止として、1年間は、アカザ科の野菜を育てていない場所で
育てるようにしてください。
ほうれん草の種は、高温多湿であると、発芽しにくいものです。
秋の場合も、長雨により、多湿になることも多いので、注意してください。
種のまき方は、条播きが良いでしょう。
また、特殊なまき方として、ほうれん草はずらし栽培も良いと言われます。
ずらし栽培とは、1週間ごとに少しずつ種をまいていく方法のことです。
本来、種は、内部を守るため、固い果皮に包まれています。
そのため、昔は一晩水につけてから種まきをするというのが
定番でしたが、現在は、果皮の処理が行われてある種も、
販売されているので、そういった種を入手すれば、水に付けずに種がまけます。
■ほうれん草の苗の立ち枯れを防ぐには?
発芽の後、葉が2枚?3枚に増えるまでに、葉の元気がなくなり、
しおれたり、地際が細くなったり、根が枯れてしまうことがあります。
これは、苗立枯病と呼ばれる病気です。
この病気が起こりやすいのは、地温が17度?28度と、
高温にある時。また、雨が多く、水はけの悪い土地で発生しやすい病気です。
この病気の予防策は、消毒済みの種を使用することと、
高畝にして、水はけの良い土地を作っておくことが大切です。
また、ほうれん草を育てる時期は、強い雨が降ることもあるので、
ベタ掛け資材を使用して、雨から苗を守ってあげてください。
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