ソラマメの原産地と名前の由来

ソラマメの原産地は、中央アジアだと言われています。
原産地やルーツに関しては、まだまだハッキリとは分かっていませんが、
約4000年前といわれる、エジプトのピラミッドにて発見されているので、
約4000年前から、ソラマメは食用として食べられていたといわれています。
そんなソラマメですが、漢字で「空豆」と書きます。
これは、育ったさやが、ぐんぐんと空に向かって伸びる様子より、
付けられたとされています。
また、ソラマメは形が蚕のようであることから、「蚕豆」なんて、
呼ばれ方をすることもあるそうです。
ソラマメは、未熟な若いマメを食べる野菜です。
完熟したものは、お多福豆と呼ばれ、煮たり、揚げたりして食べられています。
中華料理では、豆板醤を使用した炒めものなどがありますが、
豆板醤の「マメ」も、ソラマメです。
マメ科の野菜は、地上子葉型と、地下子葉型のものがあります。
ソラマメは、地下子葉型に属す野菜で、エンドウマメや、
ラッカセイなどと同じタイプです。
対する地上子葉型のマメ科の野菜は、インゲンマメや、
エダマメなどがあります。
地上子葉型は、双葉が地上に出てくるもの、
地下子葉型は、双葉が地上には出ず、本葉だけが出るものとされています。
双葉は本来、栄養を全体に送り出す役目があるのに対し、
地下に留まるものがあるというのは、マメ科野菜の特有でもあります。
エダマメや、インゲンマメなども、ソラマメ同様、食卓に並べやすい、
野菜だと言えるので、是非育ててみてください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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