インゲンマメの由来は、隠元禅師、京都府にある万福寺を創建した、
黄檗宗の高僧の名前を元に付けられたと言われています。
しかし、この話には諸説あり、隠元禅師が伝えたのは、
インゲンマメではなく、フジマメだったのでは?といった疑問も挙がっています。
現在のインゲンマメのように若いさやを食べるようになったのは、
明治時代のことで、それまではマメだけを食べるものとして使われていました。
栽培期間の短いインゲンマメは、関西地方ではサンドマメとも呼ばれ、
広く親しまれています。
そんなインゲンマメには、つるのあるものと、ないものがありますが、
その他に、さやの形にも2種類あります。
さやの切り口の丸くなるものは、種もとても柔らかく、味が良いのが特徴です。
さやの切り口が幅広くなる、平たいものは、長さが20センチほどとなり、
非常に食べごたえがあるのが特徴です。
このさやの違いでも、つるありと、つるなしがありますので、
家庭菜園では、さまざまなインゲンマメを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、インゲンマメというのは、さやを食べる野菜です。
このさやを1番美味しく食べられる頃合いは、さやを触った時に、
マメがわずかに感じられる程度の時です。
マメがそれ以上大きくなりすぎてしまうと、さやも硬くなるため、
食べるには少々不向きなインゲンマメとなってしまいます。
収穫は、品種によっても異なりますが、だいたい、開花より、
10日?2週間ほどを目安として行なってください。
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