■高温多湿の日本でのスイカ栽培は、病害虫に注意する
高温を好むスイカですが、スイカは多湿を嫌います。
また、高温多湿の日本の気候は、病害虫も好む気候となりますので、
病害虫に対する予防は、必ず行なっていくようにします。
スイカに起こりやすいのは、炭疽病、うどんこ病、疫病、べと病などです。
こういった病気を起こさせないためにも、スイカの枝葉に気を付け、
通気性が悪くならないように気をつけること、また台風の時期でもあるので、
雨などで泥が跳ねないよう、敷きワラなどの対策をしておくことが重要です。
万が一被害に遭ってしまった場合は、被害にあった部分の葉を摘み取り、
被害が広がらないように、気をつけて処分します。
また、害虫はアブラムシの被害に遭いやすいと言えますので、
シルバーマルチの反射による予防策も有効です。
■スイカの収穫の目安は、授粉時期で確認する
スイカは育てるのよりも、収穫のタイミングが難しい作物です。
収穫は、花が咲いてから35日?40日頃が目安となりますが、
スイカにもさまざまな品種があり、品種の違いによって、
収穫期も異なるので、事前に調べておくことも重要と言えます。
また、スイカの収穫期の見方として、積算温度を測る方法があります。
授粉後の気温を毎日測定して、合計が900?1000度となる頃が、
収穫期とされる方法です。手間が掛かりますが、毎年の平均気温や、
晴れの日、雨の日の差でも大きく変わりますので、気温を確かめるというのも、
良い方法だと言えるのではないでしょうか?
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