ズッキーニは別名「つるなしカボチャ」とも呼ばれるペポカボチャの一種です。
株元の葉の付く場所に実が密集してできる特徴があり、つるはありません。
生育はとても旺盛で草丈も大きくなると言えますが、横に大きくなりすぎないので、
ベランダでも十分に栽培するスペースが確保出来ます。
大体1株に対して、60センチ?100センチ平方ほどの面積を確保しましょう。
■ペポカボチャに属するズッキーニの実を確実にならせるために
低温期、梅雨時は、受粉に担う昆虫の活動の少ない時期ですので、
着果が安定しません。そのため、自分で受粉を促してあげる必要があります。
気温が高くなれば徐々に昆虫の活動も盛んになるので、
人工受粉せずにも、問題なく着果するようになります。
・雌花の様子を見る
花は雌花より咲き始め、その後に雄花の開花がはじまります。
雌花は花の付け根に幼果をつけるので、すぐに確認できるかと思います。
・雄花の摘み取り
受精力の盛んな早朝(大体遅くとも午前9時頃までには)に、
雄花を摘み取って花びらを取ります。
雄しべの先端に触れると花粉が付くのが分かるかと思います。
・雌花に花粉を付ける
雄花の花粉を雌花の柱頭に、ポンポンと付けるようにしてのせます。
大体1つの雄花で3?4つの雌花に受粉させることができます。
・着果
この作業を行うことで、ズッキーニの実は確実に着果します。
着果しないことには収穫ができませんので、この作業は絶対に行い、
多くの着果が得られるようにしておきましょう。
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