もともと、自分で実を付ける力の弱いカボチャは、人工授粉を行う必要があります。
1番花より結実することで、栄養分を実にたくさん送らせることができるので、
葉やつるばかりが茂ってしまうといった悩みも解消できます。
この頃はまだまだ、受粉を行うための昆虫の動きも盛んではないので、
早朝?朝までには人工授粉を済ませておきましょう。
■収穫適期を見誤らずに、美味しい頃を狙って収穫すること
西洋カボチャは、開花後25日もすれば、普段私たちが良く見ている
「カボチャ」の姿になっています。しかし、この時はまだまだ未熟な実だといえ、
果肉の厚みが不足しています。
西洋カボチャの収穫適期は開花後40日頃、へたの部分が白くなり、
コルクのようになった頃が適期です。
この適期に収穫すれば、長く保存することもできるので、必ず、
へたがコルクのようになったのを確認した後に収穫するようにしてください。
また、収穫適期に収穫したとはいえ、カボチャの甘味が出るのは、
収穫後2週間ほど経った頃となるため、そのあたりが食べごろとなります。
食べごろを迎えるまでは、日陰に干しておくようにして、
デンプンが糖化して甘くなるのを待ちましょう。
こうしてできたカボチャは、煮崩れも少なく、とても甘いものが食べられます。
テンプラに、サラダに、煮物にと、さまざまな調理で使用でき、
とても栄養価が高い野菜としても知られているので、家庭菜園にはおすすめです。
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