カボチャの栽培は、紀元前よりメキシコにて行われてきました。
日本にカボチャが伝来したのは1540年頃になってから、
ポルトガル船によって運ばれてきたものが最初だといいます。
カボチャは、漢字では「南瓜」と書きますが、これな南京瓜の略語で、
唐茄子とも呼ばれることがあるそうです。
また、英語では「パンプキン」といいますが、これはハロウィンなどで使用する
オレンジ色のカボチャを指す言葉で、日本で良く見る緑色のものは、
スクァッシュと呼ぶのが正解なんだそうです。
日本では、西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャといった、
カボチャ属の数種類が主に栽培されています。
西洋カボチャというのは、とても大きいものが多く、最もポピュラーです。
日本カボチャというのは、比較的小ぶりで調理しやすいメリットがありますが、
現在はあまり作られなくなりました。
ペポカボチャというのは、ズッキーニやハロウィンに使用するものなどです。
こちらも日本人にとっては馴染みのある種類です。
また、ひょうたんのような形をした鹿ヶ谷カボチャがありますが、
これは地方を代表する品種として、京都の農家では良くみられるカボチャです。
日本では、「日本一どでカボチャ大会」などの大会も開かれます。
アメリカでもこういったカボチャのコンテストなどは開かれていて、
大型の品種を使った栽培も盛んです。
ただし、味は大型すぎるものは美味しくないとのことですので、
自家用には不向きだと言えるかも知れません。
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