■キャベツにつく、害虫は見つけ次第、すぐに対処する
植え付け後、まだ気温の高い時期は、ハイマダラノメイガ(芯喰い虫)
が良く見られます。この幼虫は、キャベツの芯を好んで食べますが、
キャベツの芯は、生長点があるところですから、葉が増えない、
上手く結球しないといった症状が起こります。
ヨトウムシや、アオムシは、秋の頭頃から見られるようになります。
発見が遅れると、食害の被害が広がりますので、注意してください。
その他、アブラムシ、コナガの幼虫などにも注意します。
■結球までにするキャベツ栽培の作業
結球までに、充分な葉の枚数を確保する必要があるため、
肥料切れには注意して育てます。定植後1ヶ月ほどしたら、化成肥料を、
1平方メートルあたり50グラム、追肥として与えます。
更に1ヶ月したら、同じように追肥を与えます。
肥料をまいた後は、クワなどを使用して土寄せも忘れずに行ってください。
■キャベツの収穫の目安
キャベツの収穫は、適度な珠の大きさ、手で押した時に硬く、
締まっていることが条件です。
夏蒔きの場合は、早生種で1.5キロ程度(約種まきより90?100日)
中手種の場合、1.8キロ程度(種まきより約110?130日)、
晩手種の場合、2キロ程度(種まきより、約120?130日)となります。
■収穫後は、綺麗に掃除することも忘れずに
収穫後は、畑作業も一段落!と思ってしまいがちですが、
収穫後の外葉や、残った根は病原菌や、害虫が繁殖しやすいので、
すぐに掃除することも忘れないようにしましょう。
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