ナスの色は、紫色、黒紫色というのが一般的です。
しかし、数あるナスの品種の中には、白いナスのなる「シロナス」や、
黄緑色のナスのなる「アオナス」などがあります。
この白いナスは、特に欧米の地方で好まれており、
その色から、ナスは英名で「エッグプランツ」ともよばれています。
また、外国産のナスの品種は非常にカラフルで、まだら模様だったり、
黄色いナスがあったりと、日本のナスとはまた違った食べ物のように見えます。
■ナスは、栄養素は低いものの、さまざまな健康効果が期待できる
日本のナスの皮の紫色は、ナスニンとよばれる色素によるものです。
抗酸化作用のあるこの色素は、生活習慣病、がん、しみなどの原因となる、
活性酸素を抑えるとして、健康・美容の面でも注目されています。
現代の日本には多い、眼精疲労などにも効果があると言われ、
ナスを食べることで健康になるとも、言われています。
ナスは、そのほとんどが水分でできています。
食物繊維、糖質も含まれますが、ミネラル分や、ビタミンは少ないため、
栄養面では、それほど優れた野菜とは言えません。
しかし、ローカロリーな上、上記のような健康・美容効果、
利尿作用による、むくみ防止、歯周病対策なども期待されています。
スーパーなどで購入する際の鮮度の見分け方については、
へたと果実の境目が白いもの、白い部分の幅の広いものほど新鮮だと言えます。
調理法はさまざまで、健康効果の高い野菜ですから、
鮮度の高いものを上手に食卓に取り入れていけると良いですね。
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