トマトは、主枝1本仕立てにして管理します。
この方法に仕立てるには、整枝とよばれる作業が必要です。
整枝とは、主枝の生長段階ででてくる脇芽を全て摘み取ってしまうこと、
この作業が、トマトの病気予防にもなり、スマートに育てるコツでもあります。
この整枝の作業を怠ったトマトは、脇芽がどんどん伸びてしまい、
その部分の栄養も必要になってきます。また、苗自体の生長も著しく、
茂りすぎてしまうのも、良くありません。
主枝は、支柱の先まで伸びた段階で、葉を2枚残して摘芯します。
また、トマトの作業には芽かきなどもありますが、摘芯と同じく、
晴れた日に行うようにして、病気を予防します。
雨の日にこういった作業をすると、摘芯した場所や、芽かきした場所より、
病原菌が入ってしまうこともあるためです。
家庭菜園では、トマトではなく、ミニトマトを育てる人も多いですが、
ミニトマトの場合は、主枝と花房のすぐ下にある脇芽を伸ばした状態、
2本仕立てもおすすめです。
主枝1本仕立ての方法でも可能となりますが、トマトと比べて、
樹勢が強いので、2本仕立てにする方法をおすすめします。
トマトの原産地は、南アンデスの高地と比較的雨の少ない場所のため、
湿度の高い状態を、とても嫌います。
雨による湿気から、病気にかかりやすくなってしまったり、
実割れを起こすこともありますので、雨除けなど、降雨対策は行なって育てていきましょう。
また、雨除けはトンネル式のマルチなど、さまざまな種類のものがあります。
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