農薬の使用には、初期段階に使用すること、予防的に使用することが大切です。
既に病気が蔓延してしまっている場合や、たくさんの害虫に寄生されている時の
効果は薄く、農薬でも効果を得ることができないことがあるためです。
農薬にもさまざまな種類がありますが、そのうち、殺菌剤とされるものには、
「予防剤」と「治療剤」の2種類があります。
その名前の通り、予防薬は病気が出始めてからでは効果がありません。
既に病気の兆候がみられる場合は、治療薬を使うというのが鉄則です。
しかし、治療薬も病気が蔓延してからでは改善が見えにくいので、
日頃から良く、野菜の観察を行うようにして、病気の早期発見に、
努めてください。
■病気も、害虫も、初期に発見して対処することが大切
私たちの体と同じように、何か病気になった時は早期発見が重要です。
発生した初期に、その虫や病気に対応したお薬を与えることで、
その効果を最大限得ることができます。
この事は、薬剤散布量を減らすことにも繋がりますので、
毎日、1度は家庭菜園の野菜の様子を見て、害虫の被害にあっていないか
病気など、野菜に異常がみられないかを調べてみてください。
また、予防的な効果のため、薬剤散布を定期的に行なっておくと、
それなりの効果を得ることができますので、予防策もしっかりと練ることです。
ただし、収穫直前は野菜に薬剤が残ってしまう可能性がありますので、
散布しないようにしてください。
こうすることで、薬剤の散布量を抑え、美味しい野菜を収穫することが可能となるのです。
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