益虫は、野菜につく害虫にとって、良くない虫のことです。
つまり、家庭菜園を楽しむ私たちにとって益虫は、有難い存在でもあります。
野菜にくる全ての虫や動物が、害というわけではありませんので、
益虫に対する知識を持ち、薬剤の使用量を減らしながら、野菜を育てていきましょう。
■この虫や動物は、益虫?害虫?
ナナホシテントウムシは、アブラムシを食料とするため、益虫です。
アブラナ科の野菜は、アブラムシの被害に遭いやすいので、
ナナホシテントウムシが居ると、そのアブラムシを食べてくれます。
カマキリも同じように、コナガやヨトウムシ、アオムシを取るので、益虫です。
コナガ・ヨトウムシ・アオムシ・アブラムシあたりは、家庭菜園の害虫として、
広く知られている一般的な害虫となるので、益虫も合わせて覚えておいてください。
その他、カエルやクモ、ハチなんかも益虫です。
家庭菜園以外の場所では、あまり見かけたくない部類になりますが、
野菜にとっては、良い効果をもたらしてくれるのです。
しかし、中には害虫であるものもありますから、
それを見極めるのが難しいポイントです。
先ほど、ナナホシテントウムシが益虫だと紹介させて頂きましたが、
ニジュウヤホシテントウや、テントウムシダマシは、トマトやじゃがいもにつく害虫です。
益虫だと勘違いして、そのまま放ってしまうと、葉が食べられてしまいます。
ナナホシテントウムシは、7つの星が目印となりますので、
それ以外のテントウムシは、駆除するようにしてください。
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