キュウリ、エンドウマメなど、つる性でつるが絡みつくような野菜には、
園芸ネットを使った栽培管理が有効です。
ちなみに、草丈の大きくならないものや、つる性ではない野菜、
もともとはつる性の野菜ではあるものの、つるなし性の品種であるものなどは、
園芸ネットは不要となります。
ただし、害虫のリスクの高い野菜などの場合は、絡み付ける目的ではなく、
害虫の飛散を予防する目的で、寒冷紗などの防虫ネットが有効な場合もあります。
例えば、キャベツなどがその例です。
ヨトウムシやコナガ、アオムシなどの被害に遭いやすい野菜ですので、
これらの害虫からキャベツを守るために、寒冷紗を使います。
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コナガはとても小さく、網の目に卵を産み付けることがあるので、
防虫ネットを設置する場合は、ネットと野菜が触れ合わないように設置したり、
網目の細かい防虫ネットを選ぶ必要があります。
■野菜作りで使用するさまざまな資材
家庭菜園では、支柱・マルチング用のフィルム・ビニールトンネル・
ベタ掛け資材(不織布)などを、用途・目的に合わせて用います。
例えば、マルチングであれば雑草防止・保温効果・害虫防除、
支柱であれば、作物を支える目的、ビニールトンネルを作るための骨組みとしてなど、
さまざまな効果があります。
このような資材は、家庭菜園をつくる上では絶対に必要となるものです。
育てる野菜の種類に応じて、使用するもの、不要なものがありますが、
それぞれの利点を把握し、効率的に使っていけるようにしましょう。
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