種まき後は、土を被せて作業を終了することになりますが、
この時の土の被せる厚さは、種の直径に合わせて変化させるのが一般的です。
目安は、種の直径×3倍の厚さとなりますので、種が大きければ大きいほど、
被せる土の量も多くなり、小さければ小さいほど、薄く被せることになります。
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また、好光性種子であるかどうかも、大切な目安となります。
好光性種子というのは、光を好む性質の種子のことで、この性質を持つ種は、
光に当たることで、発芽を促すことができます。
例えば、ニンジンやレタス、セロリの種が好光性種子です。
これらの野菜を種から育てる場合は、なるべく光が当たりやすいように、
土を薄くかけることが、発芽を高めるポイントとなります。
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土を厚くすると、発芽不良を起こすこともありますので、
充分注意してください。
ただし、どの野菜であってもある程度の土は必要です。
好光性種子だからといって、全く土を被せないと、種が雨水で流れたり、
鳥害により、食べられてしまうこともあります。
また逆に、嫌光性種子もあります。
好光性種子とは逆で、光を好まない、暗いところで発芽率が上がるタイプです。
ダイコンや、トマト、ナスなどの野菜がこのタイプです。
種まきの場合は、しっかりと土を被せて手で軽く抑えるようにしてください。
嫌光性種子・好光性種子問わず、種まき後の水やりは重要です。
充分に水を与えて、種と土がしっかりと密着するように管理してください。
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