畝は、野菜の種まき時や苗の植え付け時に立てるものであり、
畝を立てることによって、さまざまなメリットを得ることができる栽培方法です。
平畝や高畝、1条や2条など、畝といっても奥深いものでありますから、
育てる野菜が変わる時には、適切な畝の立て方について調べると良いでしょう。
また特殊な例として、長ネギや白ネギの畝の立て方があります。
関東地方に住んでいる方にはとても馴染み深い野菜でもありますので、
是非、畝の立て方を知り、家庭菜園にも取り入れてみてください。
■根深ネギ(長ネギや白ネギ)の畝の立て方
青ネギは、葉の全体を食べるものですが、根深ネギは、白くなった、
葉鞘部分を主に食べる野菜です。
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そのため、畝に植えつけるのではなく、深さ20センチほどの溝に植え、
そこへ土を寄せる形で畝を作っていく方法が、根深ネギの畝の立て方です。
こうすることにより、食べることのできる葉鞘部分を上へ上へと伸ばす事ができ、
家庭菜園でも40センチほどにもなる根深ネギを、収穫することができます。
植え付け後に、土寄せを行いながら、畝を作るという方法は、
一般的に使用する方法とは異なりますが、ネギと育てるのであれば、
この方法を用いるようにしてみてください。
尚、根深ネギの苗を作る際の育苗は、平畝を立てて行います。
条まきにする方法や、セルトレイを用いて育てる方法などがありますので、
種から栽培を行う場合は、こちらも覚えておくと良いでしょう。
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