家庭菜園での畝の作り方|うねの立て方は、育てる野菜の種類によって異なります

種まきを行う時や、苗を植え付ける時に、畝を作る場合があります。
畝(うね)というのは、畑の土を列のように盛り上げたものになり、
広く畝を取る時には、ベッドなどの言い方をすることもあります。

畝を作るメリットは、日当たりや風通しを良くすることにあります。
また、畝を作ることによって、私たちが作業する場所と、野菜の植えてある場所
の境目を作ることができ、畑作業が楽になるというメリットもあります。

畝を立てる際の方向は、東西に立てるのが一般的ですが、
畑のスペースが確保できない場合などは、南北に立てることもあります。

また、背の高い野菜と低い野菜を同時に育てる時に、
背の高い野菜の影にならないよう、低い野菜を南側で育てるという方法もあります。

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畝幅は1条植え、2条植えなどの方法があり、野菜の種類により変わります。
畝と畝との間は、私たちが作業するスペースでもありますので、
大体30センチほどは開けておくようにするのが、望ましいです。

畝の高さにも、いくつか種類があります。
平畝と呼ばれる畝は、高さが5センチ?10センチ程度のもの、
高畝と呼ばれる畝は、高さが20センチ?30センチ程度のもののことです。

水はけの悪い土地では、高畝にすることで水はけを良くする効果を得れるなど、
それぞれに利点がありますが、一般的には、ほうれん草などの葉菜類は平畝、
ネギや、ダイコンなどの根菜類の場合は、高畝が適しています。

畝の作り方・立て方は、育てる野菜の種類によって異なりますので、
新しいものはその都度、畝についても調べるようにし、最も良い方法で、
育ててあげるようにしましょう。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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