野菜を上手に育てるには、土作りが重要だと言われています。
しかし、闇雲に肥料や、完熟堆肥、石灰を入れてもあまり意味がありません。
ECメーターや、pH試験紙などを使って、窒素の含有量を知り、
pHの数値を計測した上で、土作りをするのが効率的だと言えます。
しかし、なかなか家庭菜園ではこのような計測をするのに、
手間や機器の購入資金がかかりますので、野菜の生育状況を見ながら、
土作りを進めていく方法が無難だと言えます。
■茎は伸びているのに、花が咲かない・実がならない場合
このような生育状況にある場合は、窒素が過剰にありすぎていることが原因だと言えます。
また、ジャガイモなど生長は見えているのにイモ自体の生長が見られない、
そんな場合も、窒素が過剰である場合となります。
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■上の葉より、緑色が薄くなってきている、葉脈の間が白っぽくなった場合
このような生育状況にある場合は、窒素・リン・カリ・カルシウム・マグネシウムの、
5要素や、微量要素のどれかが不足していることが原因となります。
■ゼニゴケが生え始めた、スギナ、オオバコの雑草が生える場合
ゼニゴケや、上記に挙げたような雑草が生えている場合は、
酸性が強い土だと言えます。
ECメーターは10000円?15000円ほどしますが、pH試験紙は、
安価で手に入れることが出来るので、計測してみるのが良いでしょう。
■酸性が強い土地を苦手とする野菜
タマネギやエダマメ、ニンジン、ほうれん草などは、酸性を嫌います。
pHを測定してみて、理想の数値で育ててあげるようにすると良いでしょう。
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