野菜の中に含まれる元素は、50?60種類あると言われていますが、
その全ての元素が必要なわけではありません。
■野菜に必要な必須元素
・H(水)
・C(炭素)
・O(酸素)
・N(窒素)
・P(リン)
・K(カリウム)
・Ca(カルシウム)
・Mg(マグネシウム)
・S(硫黄)
・B(ホウ酸)
・Cu(銅)
・Mn(マンガン)
・Zn(亜鉛)
・Fe(鉄)
・Mo(モリブデン)
・Cl(塩素)
・Ni(ニッケル)
以上の17種類の元素は、植物の生育に必ず必要とされる、
必須元素の種類です。
現状はこの17種類の元素となりますが、今度増える可能性もあります。
現段階でも、マメ科の植物にはコバルトが、イネ科にはケイ素が、
絶対に必要である事が分かっています。
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■必須元素の取り入れ方について
必須元素の内、水素・炭素・酸素は、葉より吸収します。
また、水として根っこから吸収も行います。
他の14種類の元素については、根っこより、土の中より吸収します。
植物が枯れた後は、その元素が土にかえるため、土の中より常に吸収できるようになっています。
自然界では、このようなサイクルで元素が使われており、
減少することはありません。
しかし、畑では違います。
育った野菜は収穫されて、畑ではないところへ行ってしまうため、
土の中の元素は減少してしまうのです。
こういった理由により、肥料を与えることが重要とされるのです。
家庭菜園では、必要な元素を肥料から取り入れることによって、
上手に野菜を育てることができるのです。
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