団粒構造は、野菜作りに絶対に必要な土のあり方ですが、
具体的には、どのようにして団粒構造を作れば良いのでしょうか?
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団粒構造の作り方
団粒構造の土を作るには、細かい粒子を結びつき合わせて、
団粒と呼ばれるかたまりを作ってあげることが必要です。
この粒子と粒子を結びつける役割があるのが、腐食と生有機物です。
生有機物は、分解の過程でできる物質、腐食は微生物が有機物を分解した時にできる
最終分解産物です。
そのため、土壌改良を行う場合は、完熟堆肥や、腐葉土といった、
有機物を土に施して、かき混ぜてあげることが必要です。
目安としては、1平方メートルあたり、2キロ-4キロほどが利用です。
均一に散布した後、均等になるように良く混ぜてください。
有機物を土に混ぜるとどうなるのか?
有機物を土に混ぜると、ミミズや昆虫、細菌などの微生物が住みやすくなります。
こうなると、土のお手入れをしなくても、勝手に排泄物や分泌物を得ることが出来、
団粒構造の土へと、変化していくのです。
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土壌有機物が少なくなると、また単粒構造へ逆戻り
1度、土壌改良をすれば良いというわけではなく、
団粒構造も野菜を作り、使えば次第にまた、単粒構造へなっていってしまいます。
団粒構造を維持するためにも、作付の前には適した土作りを行うことが大切です。
空いた畑は良く耕し、雑草や石、前作のゴミなどを綺麗にしておくこと、
寒い冬に寒風に晒し、風化させること、中耕を行うことなども、
団粒構造を維持するのに、大切だと言えます。
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