野菜を良く育てるには、土の構造についても理解を深めておく必要があります。
この記事では、単粒構造と団粒構造、2つの土の構造の違いについて、
詳しく紹介させて頂きます。
■単粒構造とは?
砂や粘土などの細かい粒子がバラバラに積み重なっている状態が、
単粒構造です。
砂で出来た単粒構造は、水はけが良すぎてしまうため、
肥料の持ちや、水持ちが悪くなってしまい、野菜を育てる上では適しません。
粘土で出来た単粒構造も、野菜を育てるには適さない土です。
水はけが悪く、乾燥すると、ガチガチに固まってしまうためです。
■団粒構造とは?
団粒構造というのは、粒子同士が結び合ってる土の状態のことで、
団粒の間にはスペースが出来ます。
内部にもしっかり隙間が出来るので、水はけが良く、通気性が良くなります。
スポンサーリンク
同時に保水力もあるので、水を行き渡らせることが出来、
肥料の持ちが良く、野菜作りに適した土だと言えます。
■野菜をグングン生長させるために
野菜を育てる上で、1番注目したいのは根の部分です。
根がグングン伸びなければ、見えている部分も生長しませんので、
水はけが良く、水や肥料の持ちの良い、団粒構造の土を用意することが大切です。
土壌は、いくらでも改善が可能となります。
単粒構造の土も、手を加えれば、団粒構造となり、野菜が育ちやすい環境を整えることが出来ます。
家庭菜園を作る前、種まきをする前は、土に気を配り、
野菜が育ちやすい土作りをすることを、最重要視しましょう。
スポンサーリンク
コメント