家庭菜園でのトンネル栽培|保温、鳥害対策、防虫対策にもなる

冬場は、なかなか育てることの出来る野菜の種類は減りますが、
決して、野菜を育てることが出来ない環境というわけではありません。

資材を用いたトンネル栽培をすれば、ほうれん草や、小松菜、ニンジン、
ダイコンなどを育てることが出来、鍋物などにも、取り入れることが出来ます。

■トンネル栽培とは?

トンネル栽培というのは、半円形の支柱をまず作ります。
そして、その上へビニールフィルムや、寒冷紗、不織布などを掛けて、
そのまま栽培する方法になります。

保温の意味では、ビニールフィルムが有効となります。
パンチフィルムなど、穴の空いているものを使えば、換気する手間もなく、
管理が非常に楽です。

霜の対策をするのであれば、寒冷紗や、不織布などを使うと良いです。
また、寒冷紗には防虫の効果もありますので、合わせて覚えておいてください。

■ベタ掛け資材を使うには?

野菜の上に、直接不織布などを掛けるのが、ベタ掛けと呼ばれる資材です。
保温効果が期待出来、ほうれん草や小松菜などであれば、
種を蒔いたらそのまま、ベタ掛けをして育てるケースもあります。

不織布は、通気性が良く、水を良く通しますので、上から水やりが出来、
いちいち外したり、被せたりといった手間が掛からないのも魅力です。

マメ科の野菜などは、鳥害の被害にも遭いやすいのですが、
ベタ掛けを種まき後より、本葉が出るまで掛けておくと、鳥害も防ぐことが出来るなど、
さまざまな効果を得ることが出来ます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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