キュウリの栽培には、支柱を使うというのが一般的となっていますが、
昔の日本では、地べたに這わせるようにして、キュウリを栽培することも、
多くあったと言われています。
しかし、地這栽培では、キュウリが曲がりやすくなり、いびつになる他、
地面についてしまった部分が、緑色にならないという現象になるなど、
デメリットも多く見られました。
そのため、現在では支柱栽培や、アーチ栽培が一般的になり、
形が良く、綺麗な緑色をしたキュウリを、家庭菜園でも収穫出来るようになっています。
つる性の植物や、実の重い果菜類では、支柱を使って栽培をします。
茎やつるを支柱に結びつけて栽培する方法は、誘引と呼ばれ、
支柱のある方向へと伸びていきます。
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支柱を立てて野菜を育てると、直射日光に当たりやすく、
風通しが良くなり、病害虫が減るなど、さまざまなメリットを得ることが出来ます。
同時に、収穫量を増やす、収穫の作業時間の減少、狭く育てられる、
などの効果も得ることが出来ます。
■支柱について
これらの栽培に使われる支柱は、プラスチック製のものや、
金属製のものが一般的です。長さ、太さもさまざまなものがありますので、
野菜に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。
竹製の支柱も販売されていますが、風などの被害に遭いやすいので、
プラスチック製または金属製を選ぶのが無難と言えます。
最近は、支柱の代わりにネットを使って育てる方法もあります。
ゴーヤなどは、このネットを使った栽培をすることで、緑のカーテン、
日除けをすることも出来ます。
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