春のポカポカとした陽気になると、家庭菜園も忙しくなります。
しかし、この頃の天気というのは日中こそ暖かく感じるものの、
夜間は急激に冷え込むことなどもあるので、注意が必要です。
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また、風にも注意したいところです。
作物が風にやられないように、暴風対策をしておくと安心です。
このように、外の異変から苗を守るためにしておきたいのは、
フィルムを使ったお手入れです。トンネル栽培や、ハウス栽培なども
良いですが、家庭菜園ではフィルムがお勧めです。
どうしてもトンネルやハウスを取り入れると資材費がかさみますが、
フィルムであれば、同じ効果を得られるまま、資材費を抑えることが
出来ます。
まずは、ホットキャップの方法です。
最初には、竹などを使って十文字になるよう先端を10センチほど
土に差し込み、中央部に苗を植え、フィルムをかけておきます。
フィルムの頭となる部分には穴をあけておき、生長を妨げないよう、
生長とともに穴を広あげてあげてください。
次は、行灯式の被覆方法です。
この方法は、袋の底を使って円筒状にし、苗を植えた後に、
支柱をさし、行灯のようにフィルムをかけてあげる方法となります。
頂部はあけたままにしておくことによって、穴を開ける手間もかからず、
非常に簡単にお手入れが出来ます。
保温性の面から見れば、ホットキャップの方が高いと言えますが、
行灯式であれば、比較的大きく育つまで被覆が可能です。
これらは風避け・寒さよけとして良く使われている方法ですが、
ウリバエ・アブラムシ・ウィルス病などの病害虫を防ぐとしても
効果が高いので、是非、利用してみてくださいね。
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